all song written and prodused by 長見順
recorded dy 菊池明、KATMAN(角蔵ホ−ル)
mixed by 山川のりを、大津真
masterring by 大津真
executive producer 及川一郎
参加ミュージシャン:山川のりを/岡地曙裕/岡淳/及川一郎/千厩小学校の皆さん
定価1,000円(税込)

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<作品解説>

1、千厩太郎

岩手県一関市千厩(せんまや)は その昔、千の厩(うまや)があり、

道路に馬が行き交う街であった。その街の中心地に、巨大な男性性
器と女性性器が前後に並ぶ世界でも類い稀なる岩、夫婦岩がある。
この岩のために神社が作られ代々奉られているのであるが、あまり

掃除はされていないし、千厩住民にとっても割合無視されてきた。
本来なら世界遺産になりゆる岩であるのに・・

この曲は、今は亡き千厩太郎がいかにして生まれ、いかにしてこの

街に子供が増えていったかを物語る完全なる架空の伝説だ。

馬が道を行き交う頃、本当に千厩住民はパンツを履いていなかった

か?謎は謎を呼ぶ。しかしながら、この小さな地域<千厩>に、
千厩小学校ができ千厩中学校ができて、今となっては馬の数より人
の数が増え、道路に人が行き交う街になったのは、夫婦岩の神通力
、パンツを履かなかった、履いたところでパンツがまる見えだっ
たところに理由があるのではなかろうか。事実は真実なのか、はて
また冗談なのか。重ねて言おう。この曲は架空の伝説だ。

2、千の魔夜

昨年の大震災の震源地の隣り街である千厩、震度6強という大きな揺

れにも係わらず、たいして被害が大きくなかったのは、地盤が固いこ
とにあった。
宮城県と岩手県の県境は複雑だ。国道を真っ直ぐ走ると交互に宮城県

岩手県の標識が出てくる。世は廃藩置県により、伊達藩南部藩という
土地感覚がなくなってしまったのだ。
千厩は岩手県であるが伊達藩である。
そのため、被害の大きかった、隣りであるが、伊達藩色が強い宮城県

仙沼市や大崎市から妬まれることになるのだ。
さぞかし伊達藩主伊達政宗も悔しい思いであろう。
(岩手県だがオレの藩だぜ千厩!)

今では地盤が固いことに世界中から注目され、かつ世界遺産に登録さ

れた平泉に近い、とゆうことで、千厩地域は地価が高騰するのではな
いか、と毎日夢みる千厩住民である。
聞いた話しでは、千厩在住の酒屋が平泉の近くに自動販売機を設置し

、いきなりの観光客増加でバンバン儲かってオール電化の豪邸が建っ
た、という住民の噂もある。
(注:これは伝説ではないが、かなり夢と架空を交えております。)

3、THE居酒屋

千厩在住の酒屋を讃える歌。

4、不況の時代

これからも続く長い歴史のなか、あたしたちは今最も不況な時代を生

きている。しかしながら生きてるから最高の時代なのだ。


5、アイスソング

東北の雪解けの唄。