11.午後6時半
 わたしは、高級スーパーで、刺身と赤飯を買ってきた。
 敬老の日を祝して、3にんで乾杯した。
 350ミリリットルの缶ビールを3にんで分けた。
 おばさんは、「さすが、目黒のスーパーは、一流だわ。」と言って、嬉しそうに中トロばかりねらって食べていた。

 おばあちゃんは、気がつくと、おやつの残りのふかしいもを、もくもくと食べていた。



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